偉大な父を追って...
日曜日の菊花賞から早三日。コントレイルが史上8頭目のクラシック三冠を成し遂げ、また無敗で三冠という偉業も達成しました。
テレビの前でかじりつくように、3分5秒の戦いを見守っていました。最後の直線は正直三冠は無理だと思ったものです。勝つには勝ちましたが、三冠達成おめでというという言葉よりも、ルメールはやっぱり恐ろしいな...という言葉が先に出ました。
それでも勝ち切ることは大事です。適正外のレースを勝ち切ることの大変さは、近年の競馬を見ていて特に感ずることです。
さて、コントレイルと福永祐一騎手。最初はこのコンビをいいコンビだという印象だけでしたが、コントレイルが偉大な父を超えるという権利を得るほどまでに強くなってきたところで、福永騎手も偉大な父を持つんだよなということを思い出しました。
このコンビはそれぞれ、コントレイルは「英雄」と呼ばれたディープインパクトを追って。福永祐一騎手は「天才」と呼ばれた福永洋一騎手を追っているという共通点をもつということに気が付き、何か運命的であると思いました。
偉大な父を持つ両者がコンビを組む。そしてその背中を追う...。
三冠は達成しましたが、その目標を達成するならまだスタートラインに立ったのみ。
これからも楽しみに見ていきます。
そしておめでとうユーイチ!コントレイル!